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2022年 労働政策研究会議 労働政策研究会議
 

2022年 労働政策研究会議開催要領

1. 趣旨
  労働分野の若手研究者を含む会員に日頃の研究の成果を報告する機会を提供し、研究者育成と労働問題研究水準の向上をはかる。

2. 報告日時
  2022年11月20日(日) 
各報告者につき報告時間20分・質疑時間10分(予定)

3. 応募資格
  原則として大学院修士課程修了またはこれに準ずると認められる者および社会保険労務士等の専門家、労働関係機関の役職員等の実務家。
日本労使関係研究協会会員でない者は、報告時までに会員となることが必要。

4. 報告テーマ
  自由。ただし労働問題に関するテーマとする。

5. 分科会
  自由論題のセッションは3分科会を予定する。各分科会の報告者は、3名ないし4名とする。各分科会に座長を置き、座長が分科会の司会・運営にあたる。

6. 応募方法
  報告論文のテーマと報告概要を記したエントリーシートを2022年10月17日(月)28日(金)(延長いたしました)までに事務局に必着するよう提出する。報告概要は、1,600字前後で横書きとする。

7. 報告者の決定
  提出されたエントリーシートを準備委員会において審査し、結果を後日通知する。
8. 報告論文またはレジュメの提出
  報告者に別途ご案内いたします。

会議テーマ等

日時:2022年11月20日(日)10:00~17:30
会場:オンライン(Zoomを使用)
統一論題テーマ:労働時間管理の今後のあり方について 

 本年7月に厚生労働省労働基準局内に置かれた「これからの労働時間制度に関する検討会」が報告書を発表した。この検討会設置の趣旨・目的について、報告書の中で次のように述べられている。
働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律(平成 30 年法律第 71 号)により、罰則付きの時間外労働の上限規制や高度プロフェッショナル制度が設けられ、働く方がその健康を確保しつつ、ワークライフバランスを図り、能力を有効に発揮することができる労働環境整備を進めているところである。
こうした状況の中で、裁量労働制については、時間配分や仕事の進め方を労働者の裁量に委ね、自律的で創造的に働くことを可能とする制度であるが、制度の趣旨に適った対象業務の範囲や、労働者の裁量と健康を確保する方策等について課題があるところ、~(中略)~現行の専門業務型及び企画業務型それぞれの裁量労働制の適用・運用実態を正確に把握するための統計調査を実施したところである。当該統計調査で把握した実態を踏まえ、裁量労働制の制度改革案について検討する必要がある。また、裁量労働制以外の労働時間制度についても、こうした状況を踏まえた在り方について検討することが求められている。
 今年度の研究会議では、この報告書を受けて、労働時間管理の今後のあり方について考える。検討会の報告書では裁量労働制を中心に議論されているが、研究会議では裁量労働制に限定することなく、労働時間管理のあり方について幅広く検討する。
 いわゆる働き方改革関連法は、長時間労働による健康被害の防止、ワーク・ライフ・バランスの充実、雇用形態に関わらない公正な待遇の確保などを目的として制定・施行された。労働時間管理のあり方について考える場合、(a)労働者の健康確保の観点と(b)報酬支払基準の観点の2つがポイントとなる。具体的な議論の項目としては、以下の4点が考えられる。

(ア) 裁量労働制は長時間労働になる傾向があると言われるが本当にそうなのか、
(イ) 裁量労働制のもとで働いている人たちの約8割は満足している一方、約2割の人たちは不満だとしているが、その理由はどこにあるのか、
(ウ) 報酬支払の基準として労働時間を用いることが合理的な場合とそうでない場合があるが、その違いはどこから生まれてくるのか、
(エ) 報酬支払の基準として労働時間以外を用いる場合に何が適切だと考えられるか。
以上の点を4人のパネリストとともに考察する。

統一論題シンポジウム登壇者(五十音順・敬称略)

東京大学大学院法学政治学研究科教授 荒木 尚志
富士通労働組合中央執行副委員長 小林 孝三
(独)労働政策研究・研修機構主任研究員 高見 具広
株式会社日本総合研究所副理事長 山田 久
司会:法政大学大学院教授 藤村 博之

2022年度労働政策研究会議準備委員会(五十音順・敬称略)

(独)労働政策研究・研修機構副統括研究員 池添 弘邦
早稲田大学商学学術院教授 久保 克行
立教大学経済学部教授 首藤 若菜
法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科教授 藤村 博之(準備委員会委員長)

当日のスケジュール(案):ZOOM開催

10:00-12:00 自由論題セション(Zoomのブレイクアウトルーム機能を使用)
12:00-13:00 昼食休憩
13:00-13:50 総会
14:00-17:30 統一論題シンポジウム
14:00-14:10 趣旨説明(藤村)
14:10-14:30 報告1(荒木)
14:30-14:50 報告2(高見)
14:50-15:10 報告3(山田)
15:10-15:30 報告4(小林)
15:30-15:45 休憩
15:45-17:20 パネリスト間の討議、フロアとの意見交換
17:20-17:30 シンポジウムのまとめ
17:30 閉会

自由論題の応募締切

2022年10月17日(月)
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